腕時計ビギナーへ実践して欲しい、腕時計の選び方

腕時計ビギナーへ実績して欲しい「腕時計の選び方」、どのように購入するべきでしょう?最初に購入する腕時計がいちばん難しいはず。実際、僕も初めて購入した腕時計がいちばん悩みました。ビギナーは時計に対する知識、特に経験値が無いことが、悩みを大きくする要因です。今日は僕の経験に基づく腕時計選びの「コツ」を紹介します。

腕時計は質感で決める

前回記事で紹介した、転売や投資を対象にした時計選びで無い選び方はどんな方法があるのでしょう?

一般的な腕時計の選び方は「ブランドで決める」、人がほとんどでしょう。しかし初めから「ブランドありき」は賛同できません。腕時計選びはまず、「質感」と「見た目=外観」で、選ぶと納得できる一本と出会えます。

質感は文字通り触った感触、腕時計を実際に手に取り、手首の上に載せるだけ。これで良いと思った腕時計をチョイスします。「腕時計ビギナー」が時計を触っただけで時計を決めるのは無理があるのでは?

いえいえ、質感にビギナーも上級者もありません。触った感触に「腕時計のキャリア」はほとんど関係ありません。ここは自分の直感を信じてください。良い時計は誰が触っても「良い」と感じるはずです。

質感を確かめるのにふさわしい場所、デパートの時計売場

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僕は質感を確かめるのに最も適している場所はデパートと考えます。理由は多くのブランドを扱っていて、特定のモデルだけにフォーカスしないで客観的な目線で時計選びができるからです。

はじめは値札を見ないで、むしろ好きな外観の時計だけを見つけ出し、スタッフの人に声をかけてください。「すみません、購入を検討しているのでつけてみてよろしいでしょうか?」これでOK、自信を持ってお願いしましょう。ただ、稀に付けることを禁止しているモデルもあるそうです。

質感がよかったら質問や説明を聞く

さて、質感が気に入ったら、気になることは全て店員さんへ聞いてください。モデルの由来やストーリー、たわいも無い話も良いでしょう。理由は時計店のスタッフは「業界の人」、知識豊富で僕らが知らない事も知っているからです。来店時以外、話を聞く機会はそう多くはありません。

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そこで新たに聞いたストーリで希望する時計をより一層好きになることだってあるのです。僕も来店時はできるだけ話を心がけています。業界の話、トレンド、売れ行きも聞くと自分の時計に直接関係なくても、時計に対する興味が高まり、時計自体への愛着も高まります。

時計の情報はネットが発達した現代、その気になればほとんどの情報をウェブで集めることが可能です。しかし、「生の情報」はネットに無い貴重な情報が多く含まれています。以前僕の記事にも書きましたが、20年以上前一般人は「紙媒体」が唯一の情報源でした。しかし紙媒体の情報には限界があります。

業界人、特に販売最前線の人たちの情報は貴重です。最近は情報集めだけで、販売店に行き(笑)店員さんの話を聞いています。

プライスタグも必ずチェック!

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質感が気に入った時計が見つかったら、次はスペック値段へフォーカスです。僕の場合はこの時点で、値札を見ます。ほとんど人はあらかじめ、予算を決めてからお店へ行くと思います。やはり店に行ってから値段で悩まないことがスマートでしょう。

予算を決めない大胆な人もいるかも知れません。しかし無理な予算で時計を買うのは後の生活はもちろん、今後の「時計購入計画」に影響を与えます。僕が考える時計購入計画は末長く買う事。「時計は一生モノ!」ゆえに大胆に買う!という気持ちもわかりますが、時計は多い方が楽しいもの。

攻めの姿勢もたまには必要ですが、ビギナーの人は「少し余力を持った買い物」が理想です。いくらか余力を残し、次回へ財源を残すのも良いかもしれません。

さて値段が予算の範囲内であってもここで、即決は禁物、スペックも見極めることが重要になります。

スペックってどこを見るのか?僕は今の時代パワーリザーブは最低限チェックしておくことをおすすめします。パワーリザーブが長い時計は便利です。最近のトレンドはパワーリザーブが60〜70時間以上の時計です。70時間以上のパワーリザーブの利点は「2連休明け」でも動いている点にあります。

ライフスタイルで時計を決める

そして最も重要なことは今購入しようとしている時計をどんなシーンでつけるかです。先程のパワーリザーブもこの時計をオフで付けるのか?ビジネスシーンで付けるかによって変わります。

ビジネスで使うにしても、週5日勤務の人も居ればシフト勤務の人によってはパワーリザーブの価値観は変わります。週5日勤務の人だと前述の70時間以上のパワーリザーブがピッタリだと思います。

しかしシフト勤務の人が購入する場合、不規則な勤務に対応するためにはパワーリザーブよりカレンダー表示を優先する方が良いと思います。また水を使うシーンが多い、軽い時計が良いなどライフスタイルによって時計選びは変わります。

まとめ

腕時計ビギナーにとっての「初めての時計購入」は険しい難関です。しかしこれを越えるとその後の購入は意外にスムーズにいくもの。まずは直接時計に触れてみてください。そして初めての購入は実物を見てからの購入を心がけて欲しいものです。ネット通販も最近は悪くありませんが、実物を見ないで購入するとその違和感に驚くことがあります。僕も最近あるモデルを良いと思い、実物をデパートで見て一気に萎えたことがあります。

最近のWEB上の写真は本物と全く違うとは言えませんが、実物を見ると「違うなあ」と感じることが多いでしょう。もし初めての時計をネット通販で購入する場合は印象の違いがあることを覚悟しておくようにしてください。

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